こんにちは。メガネ屋のモアイです。さて今回はチョット実験的ですが内田ユキオさんが動画で公開されていたフィルシミュレーションカスタム登録をFUJI X RAW STUDIOで現像してみたお話しです。
流れ
内田ユキオさんが動画でご自身のカスタム登録を公開されていて、それを真似させて頂きました。公開して頂き感謝です!!
T4と100Vのカスタム登録、内田ユキオさんの動画のヤツを設定してみました😙 pic.twitter.com/RUDxrxwtLT
— メガネ屋のモアイ(モアイブログ) (@meganeya_moai) 2022年3月24日
X-T4とX100VとX-Pro2のカスタム登録も全部真似させて頂きました!
(この動画を見てからはJPEGを追い込むためのRAW現像ってキーワードに惹かれて、現像で遊ぶようになりました)。
で、実際にクラシッククロームで現像したり撮って出しで撮影しているのですが、飽き性の私はいつまた変更するのか分かりませんww。
よって先に私の記事内でどんな感じになるのかを読者の皆様にお伝えしようという趣旨です。
ポイントはX-Pro2やX-H1のボディでも使える設定になっていることです。
内田ユキオさん公開のカスタム登録を使い、FUJI X RAW STUDIOで現像してみました
では此処からはここ最近のX-T4で撮影し、現像した作例をご覧下さい。なお動画の中で内田さんが話している内容と字幕が一致しない箇所(ホワイトバランスの設定)がありますが「多分、こちらだろう」という判断で表記しました。
なおレンズは下記になります。
1枚目:XF56mmF1.2 R APD
2枚目:Ai-S Nikkor 50mm F1.4
3枚目:XF16-55mmF2.8 R LM WR
4枚目:XF14mmF2.8 R
RDP Ⅳ
- フィルムシミュレーション:PROVIA
- グレインエフェクト:OFF
- カラークローム・エフェクト:OFF
- カラークローム ブルー:OFF
- ホワイトバランス:オート(R:±0 B:±0)
- DR:200%
- Dレンジ優先:OFF
- トーンカーブ H±0 S-2.0
- カラー:-1
- シャープネス:0
- 高感度ノイズ低減:0
- 明瞭度:0
WHITER SHADE OF PALE
- フィルムシミュレーション:クラシッククローム
- グレインエフェクト:OFF
- カラークローム・エフェクト:OFF
- カラークローム ブルー:OFF
- ホワイトバランス:晴れ(R:0 B:0)
- DR:100%
- Dレンジ優先:OFF
- トーンカーブ:H±0 S-1.0
- カラー:-1
- シャープネス:±0
- 高感度ノイズ低減:±0
- 明瞭度:±0
INSOMANIA
- フィルムシミュレーション:Velvia/ビビット
- グレインエフェクト:OFF
- カラークローム・エフェクト:OFF
- カラークローム ブルー:OFF
- ホワイトバランス:電球(R:0 B:0)
- DR:200%
- Dレンジ優先:OFF
- トーンカーブ:H-1.0 S+1.0
- カラー:+1
- シャープネス:±0
- 高感度ノイズ低減:±0
- 明瞭度:±0
JLG
- フィルムシミュレーション:ACROS+Rフィルター
- グレインエフェクト:OFF
- カラークローム・エフェクト:OFF
- カラークローム ブルー:OFF
- ホワイトバランス:電球(R:±0 B:±0)
- DR:100%
- Dレンジ優先:OFF
- トーンカーブ H+1.0 S+2.0
- シャープネス:0
- 高感度ノイズ低減:0
- 明瞭度:0
SOMETIMES
- フィルムシミュレーション:PRO Neg.Hi
- グレインエフェクト:OFF
- カラークローム・エフェクト:OFF
- カラークローム ブルー:OFF
- ホワイトバランス:オート(R:±0 B:±0)
- DR:200%
- Dレンジ優先:OFF
- トーンカーブ H±0 S-2.0
- カラー:-1
- シャープネス:0
- 高感度ノイズ低減:0
- 明瞭度:0
SUNDAY MORNING
- フィルムシミュレーション:ASTIA/ソフト
- グレインエフェクト:OFF
- カラークローム・エフェクト:OFF
- カラークローム ブルー:OFF
- ホワイトバランス:4500K(R:±0 B:±0)
- DR:200%
- Dレンジ優先:OFF
- トーンカーブ H±0 S-1.0
- カラー:-1
- シャープネス:0
- 高感度ノイズ低減:0
- 明瞭度:0
NYC
- フィルムシミュレーション:クラシッククローム
- グレインエフェクト:OFF
- カラークローム・エフェクト:OFF
- カラークローム ブルー:OFF
- ホワイトバランス:晴れ(R:±0 B:±0)
- DR:400%
- Dレンジ優先:OFF
- トーンカーブ H±0 S+1.0
- カラー:-1
- シャープネス:0
- 高感度ノイズ低減
最後に
- INSOMANIAの電球の効果が凄いですねww 動画内で内田さんは「電球」とお話しされ、YouTube動画内の表示は「晴れ」でした。も~し日中に使いたいなら「晴れ」ですね。記事の最初に出てくる1枚目はその「晴れ」の「INSOMANIA」になります。
- RDP 4は普段使いに最適そうです。さすが王道のPROVIA。
- WHITER SHADE OF PALEもNYCもクラシッククローム好きに抜群。シャドートーンの違いで使い方が変わりますね。
- JLGは露出設定に注意ってとこでしょうか。けどこういうゴリゴリのアクロス好きです。実際の撮影時には+0.3~+1.0の間で露出補正を探しながら撮影しそうです(作例は±0です)。
- SOMETIMESをメインに使っても良さげです。やっぱりPRO Neg.HiはPROVIAに飽きたら使って欲しいフィルシミュレーションです。使えば分かります。
- SUNDAY MORNINGのホワイトバランス 4500Kは勉強になりました。曇りの日に使った場合の海の色が印象的でした。
記事を作成しながら思ったのですが、
- トーンカーブ H±0 S-1.0
- カラー:-1
この項目の設定、私が普段からカスタム登録することが多いので、内田ユキオさんの影響があったんだ!と実感しました。新たな気付きをありがとうございました。
(試しに7種類のカスタム登録を横並びにしてみましたがルーペが必要ですねww)
さて、これで内田ユキオさんが動画で公開されたフィルムシミュレーションのカスタム登録をご紹介出来ましたので、いつでもカメラのカスタム変更を出来ます。また新しいカスタム登録を探す旅に出掛けますww
ではでは。