こんにちは。メガネ屋のモアイです。さて、新型コロナウイルスの影響で外出を控えており、新たな記事を書くのに困っていますので(´;ω;`)、買って数ヶ月ですがXF23mmF1.4Rのレビュー記事でも書いてみようと思います。
はじめに
製品の特長
35mm判換算で、35mmの焦点距離を持つ大口径F1.4レンズとしては、質量約300g、全長約63mmと圧倒的な小型・軽量化を実現。 全レンズの両面に、加工性・耐久性に優れ、余すことなく光をセンサーに導く富士フイルム独自の多層コーティング処理「HT-EBC(High Transmittance Electron Beam Coating)」を採用。センサーの性能を最大限に引き出し、シャープでクリアな描写を実現します。 また、歪曲収差を光学補正のみで極限まで低減。 解像力を低下させるデジタル補正を施すことなく超高画質を実現しています。 円形7枚絞り羽根の採用により、F5.6付近の絞り値で一定の被写界深度を確保しつつ、ポートレート撮影や料理・小物の撮影などでも、滑らかなボケ味が得られます。フジノンレンズ XF23mmF1.4 R | Lenses | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
製品の特長は富士フイルムのホームページをご覧下さいませ(・ω・)ノ
価格
2020.4.2時点のAmazon価格で、税込み¥91,200・・・FUJIFILMの単焦点の中では比較的高価格の部類に入ります。私は最近使っていなかったXF50-140mmF2.8 R LM OIS WRを下取りに出して買いました。そして角型フードも地味に高い・・・(´・ω・`)
サイズ感など
私が持っているFUJIFILM純正レンズですが、右から2番目がXF23mmF1.4 Rです。
別売りの角型フードを外すとこんな感じです。なお角型フードには「FUJIFILM」と「23」の表記が上下?に記載されているのですが、レンズに角型フードを組み込むときにはどちらの面でも組み込みする事が出来ます。私は焦点距離が見られるようにするのが好きなので「23」が上?に来るようにしています。
角型フードの詳細はあめちゃん 美容師|髪を切って写真を撮る人 (@amedia_online) | Twitterの記事がカッコ良いのでご覧あれ(=゚ω゚)ノ
ボディ正面のフォーカスモード切換レバーをMにし、フォーカスリングを手前に引くとMFで撮影出来るようになっているのですが、使うのは玉ボケを狙うときぐらいでしょうか・・・
XF23mmF1.4R作例
◆クラシッククローム・エテルナ・クラシックネガ・PRO Neg. Hi・PRO Neg. STDの全てJPEG撮って出し。フィルムシミュレーションのカスタム設定は毎度の記事をご覧下さい。
◆ボディはX-H1・X-Pro2・X-T4のどれかです。
浅草
しげ (@piece_hairworks) | Twitterさんから、フォトウォーク途中でお借りした河川敷の写真。全てはここから始まった・・・(・∀・)
横浜(シゲさんからレンタル中に撮影)
伊勢(買った直後にXF23mmF1.4R1本だけの旅行)
横浜
鎌倉・辻堂
自分なりの感想
操作性
単焦点なので至って簡単。絞りリングの堅さはXF35mmF1.4Rと同じぐらいの堅さ。要するにWRシリーズよりも柔らかめな感触です。
表現力
線が真っ直ぐに綺麗に写るのが気持ち良いです。XF16-55mmF2.8 R LM XF16を約3年使っていますが、XF23mmF1.4Rを初めて使って撮影した際に「あっ。キレイ」と思わず呟いたぐらいXF16-55mmF2.8 R LM XF16よりも真っ直ぐに写ります。
携帯性
FUJIFILMの単焦点の中では普通ぐらいの大きさでしょうか。フルサイズの同焦点距離と比較したら小さめで軽いと思われます。
機能性
フォーカスリングを手前に引っ張ってMFで撮影出来ますが、私はまだ使いこなしていないです。X-Pro2をOVFにしてXF23mmF1.4Rの絞りを5.6ぐらいにし、街中で気軽にスナップ出来るレベルになったら、もっと楽しいのかもしれませんね。
総評
35mm判換算で35mmの焦点距離は、50mmと並んでレンズの王道かと思います。以前、XF23mmF2R WRを数ヶ月使っていましたが、自分の中で「これだ!」と思えるような癖なり特長性が無く売ってしまいました(使っている方、(m´・ω・`)m ゴメン…)。
XF23mmF2R WRよりAFスピードが遅いような気もしますが、線が真っ直ぐに綺麗に写る。この個性は大事。
家族との旅行はこのレンズ1本だけ持参し、風景と家族を一緒に写しながら、旅行から帰ったらその写真を見て思い出を懐かしむ。
また、XF56mmF1.2R APDやXF90mmF2 R LM WRとの2本体制で撮りに出掛けるの、楽しそうじゃないですか?
XF35mmF1.4 Rとは違う意味(価値)で手放せないレンズになりそうです。
ではでは~
【2020.4.5追記】週刊 hoboshuhu TIMES vol.97に掲載して頂きました!ありがとうござます!