モアイブログ

FUJIFILM好き・「メガネ屋のモアイ」の写真ブログ

【458話・FUJIFILM】X-Pro3のOVFで撮る川崎(PRO Neg.Hi)

こんにちは。メガネ屋のモアイです。さて今回は実験的に「全てX-Pro3のOVF」で撮影してきたお話しです。

はじめに

今回のフィルムシミュレーション

PRO Neg.Hi(F)

  • フィルムシミュレーション:PRO Neg.Hi
  • グレインエフェクト:OFF
  • カラークローム・エフェクト:OFF
  • カラークローム ブルー:OFF
  • ホワイトバランス:オート(R:-3 B:-4)
  • DR:400%
  • Dレンジ優先:OFF
  • トーンカーブ:H-2.0 S-2.0
  • カラー:+1
  • シャープネス:0
  • ノイズリダクション:-4
  • 明瞭度:0

オリジナルカラーモードを創る | TIPS | TOSHIMITSU TAKAHASHI Photography|高橋俊充

前回記事の最後の方で上記記事をご紹介しましたが、それをヒントにホワイトバランスを弄ってみました。赤文字がいつものPRO Neg.Hiから変更した箇所です。

*今まで高感度ノイズ低減と記載していましたがX-Pro3のカスタム登録/編集をよくよく見ると「ノイズリダクション」と表記されていました。今回はノイズリダクションで表記します。今後は未定ですw

*水平が崩れてしまった作例は手直ししています。本当の意味での撮って出しではありませんがご了承下さいませ。

*見た方の参考になればと思い撮影データを作例に追加しています。いちいち手打ちするのが面倒なのでご了承下さいませ。

今回の機材

  • 16:9
  • XF35mmF2 R WR

OVFのファインダーを覗くとこんな感じです。

X-Pro3のOVFで撮る川崎(PRO Neg.Hi)

今回はちょっと遅めの15時過ぎから川崎駅にて撮影開始。

 

 

どんな絞り値が良いのか(F8?F2?)未知数なのでF4と中途半端ww。

 

 

自転車の方が通るタイミングを見計らって撮影。この感覚がOVFですね。

 

 

フォーカスエリアは「ゾーン・中央・5×5」や「ゾーン・中央・3×3」をメインとし、適宜フォーカスエリアを右や左にずらして撮影しました。

 

 

数分、電車が通り過ぎるのを待ちましたw

 

 

川崎駅で撮影のためだけに降りたのは初なので、太陽の方向に向かって歩いています。

 

 

そうするとこのような場所に出会えるので偶然を楽しんでいます。

 

 

まったく落書きする人の気持ちが分かりません(けど撮ってる)。

 

 

よくよく見ると・・・なんか元気ない植物達w

 

 

さて・・・歩いていたら線路が見えました。

 

 

シャッタースピード1/100秒以下になるように取り敢えず絞れ~(明るすぎて1/240秒でした)。

 

 

そうそう。OVFでも意外と水平はキッチリ取れます。

 

 

なんかこういう感じ好きです(16:18に撮影)。

 

 

階段有ったら取り敢えず登りましょう。

 

 

自転車の方をブラしたかったですが光が強すぎてNDフィルターが必要な案件。そうかこういう時にX100Vの内蔵NDフィルターが活躍したんだ!って何で売ってしまったのかww

 

 

もうちょっとだけ露出暗くても良かったかな。ただOVFだとどんな感じで写っているのか分からないので致し方ありません。

 

 

こういうのを撮るようになりましたよ。数年前の自分に伝えたい気分。

 

 

XF35mmF2 R WRのピントを信頼して開放で撮ってみました。何度もお伝えしますがOVFではどのような写りになるのか撮っている最中には分かりません。偶然を楽しんでいます。

 

 

これはもっと絞っても良かった。反省。

 

 

さて、川崎駅近辺をグルグル周っています。なんか大きな裏道っぽい場所に来ました。

 

 

こういう隙間(路地)大好きww

 

 

今回のカスタム登録、金属の質感もなかなか。

 

 

と、何かの施設の前に出たらちょうど良い光が!!テンションが上がった瞬間。

 

 

ああ、こういう感じの逆光写真を撮りたかったのです。

 

 

斜めから。

 

 

正面から。

 

・・・ラッキータイムでした。

 

 

ん?ちょっとAFのピントが合わなかったみたいです。

 

 

16:56に撮影。そろそろ帰る時間です。

 

 

へえ、こんな商店街?があるんだ。取り敢えず歩きながら立ち止まらず、通行する方の邪魔にならないように流れに沿って撮影。

 

 

そろそろ陽が落ちる。帰ろう。

 

 

ゴミゴミした感じも撮りたかったので電車に乗る直前まで撮影していました。

 

 

これは帰宅途中で撮影したので川崎駅ではありませんが、良い時間帯だったので撮影。シルエットが良いなあ(自画自賛ww)

最後に

■OVF撮影のデメリット

  • 正確な露出が分からない
  • 正確なAFポイントが分からない
  • 結果、ちゃんと撮れているかどうか後で見ないと分からない

■OVF撮影のメリット

  • タイミング取るのはEVFよりも優れている
  • EVF覗くのより眼が疲れないのかも
  • 切り取る楽しさがある
  • どう撮れたのかな?と後で写真を見返す楽しさがある

AFポイントが分からないのはF8など絞ってパンフォーカスで撮影すれば何とかなります。露出が未知数なのは絞り優先で撮っていれば大体は大丈夫です。

一番は何処を切り取って撮ろうかな?と想像しながら撮る体験が楽しいことでしょうか。

次回はXF35mmF2 Rだけでなく、フォクトレンダーのレンズを使ってのOVF撮影をしてみたいと思います。

 

ではでは