こんにちは。メガネ屋のモアイです。さて今回はネットで「クラシックネガは明度によって色の見え方が変わるような設計」と見掛けたので確認してきたお話しです。
🔷XF90mmF2 R
— メガネ屋のモアイ(モアイブログ) (@meganeya_moai) 2021年1月29日
🔷XF23mmF1.4 R
🔷クラシックネガ(シャドーとハイを少し下げてホワイトバランスはノーマルでハイキーとローキーでの色の変化を確認)
次回はこの組み合わせですな😌
はじめに
今回のフィルムシミュレーション
Soft Classic Negative
- フィルムシミュレーション:クラシックネガ
- グレインエフェクト:OFF
- カラークローム・エフェクト:OFF
- カラークローム ブルー:OFF
- ホワイトバランス:オート(R:±0 B:±0)
- DR:100%
- Dレンジ優先:OFF
- トーンカーブ H-1.5 S-1.5
- カラー:0
- シャープネス:0
- 高感度ノイズ低減:0
- 明瞭度:0
今回は前回と違い「トーンカーブを下げた」のクラシックネガで設定しました。
なお「どノーマル」のクラシックネガは前回記事をご覧下さい。
そして、ここ最近のクラシックネガの記事です。シャドートーン、ハイライトトーン、ホワイトバランスなど色々と設定しています。
今回の機材
今日の装備🙂 pic.twitter.com/VRsUAVrLU5
— メガネ屋のモアイ(モアイブログ) (@meganeya_moai) 2021年1月29日
クラシックネガの明度で色の見え方が変わるのを確認してきた
クラシックネガはかなり特殊なフィルムシミュレーションになっていて、明度によって色の見え方が変わるような設計にしています。ですので、暗いトーンだとシアンに、明るいトーンだとマゼンタになるように調整しています。富士フイルムのフィルムシミュレーションはどのようにつくられているのか(前編) - デジカメ Watch
露出補正で色の見え方が変わるって本当なの?と思ったので、露出補正をアンダー気味、オーバー気味に変えながら撮影して来ました。
XF23mmF1.4 R
朝から元気なアラフォーです😊 pic.twitter.com/LMs7jnSwyH
— メガネ屋のモアイ(モアイブログ) (@meganeya_moai) 2021年1月29日
こんな場所です😌 pic.twitter.com/rotdZnL4vh
— メガネ屋のモアイ(モアイブログ) (@meganeya_moai) 2021年1月29日
iPhoneで動画も撮影してみました🎥
XF90mmF2 R LM WR
本当に海の色が変わりました🙆♂️
露出補正をアンダー気味とオーバー気味で変えると本当に色が変わる🤭#xt4 #xf90mm #クラシックネガ #臨港パーク pic.twitter.com/uWaR9oq7GW
— メガネ屋のモアイ(モアイブログ) (@meganeya_moai) 2021年1月29日
これも違う🤭
これも・・・
太陽の昇り具合で時間差あるのが分かると思いますが、比較で4枚掲載。
話しは変わって久し振りのXF90mmで撮影する金属の艶感好きです。
話しは戻り、これなら左のアンダー気味の方が好きです。
この3枚ではオーバー気味の上の作例が好きな感じです。
XF23mmF1.4 R
例の工事中だった橋が一部通れるようになっていました。
低すぎた「女神橋」、ひっそりと一部開通 全面は来年2月 | カナロコ by 神奈川新聞
今回、途中から【AEブラケティング】で撮影し、クラシックネガの露出で色が変わるのを試してみました💁♂️ pic.twitter.com/pL3HToMZaP
— メガネ屋のモアイ(モアイブログ) (@meganeya_moai) 2021年1月30日
この辺りでAEブラケティングを使い始めました。
以下、上の作例が±0 左が+2/3 右が-2/3になります。
最後に
◆クラシックネガは「カラークロームブルーOFF」の方が空のグラデーションが綺麗な気がする😙
— メガネ屋のモアイ(モアイブログ) (@meganeya_moai) 2021年1月30日
◆露出補正で色が変わるのが一粒で二度おいしい👯♀️#xt4 #xf90mmf2r#xf23mmf14r#クラシックネガ pic.twitter.com/Ti2etYi4ND
- ハイライトトーン・シャドートーンを下げて白飛びを減らし、青空とのグラデーションを綺麗に出す。
- カラークローム ブルーはOFFの方が自然なグラデーションになる。
- 露出補正でオーバー気味の方がレトロっぽい感じ(語彙力)。
- 露出補正でアンダー気味でコッテリな感じ(語彙力)。
- 迷ったらAEブラケティングで撮影。
クラシックネガを開発して下さったFUJIFILMの皆様に感謝感謝です!
ではでは。