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【336話・FUJIFILM】X-H2SとXF56mmF1.2 R APDの組み合わせでAF-Cカスタム設定を試してみました

こんにちは。メガネ屋のモアイです。さて今回は私の大好きなレンズであるXF56mmF1.2 R APDを中心にX-H2SのAF-Cカスタム設定を試してきたお話しです(まさかの1日2記事目です)

はじめに

今回のフィルシミュレーション

In These Arms

  • フィルムシミュレーション:ノスタルジックネガ
  • グレインエフェクト:OFF
  • カラークローム・エフェクト:OFF
  • カラークローム ブルー:OFF
  • ホワイトバランス:オート(R:0 B:0)
  • DR:400%
  • Dレンジ優先:OFF
  • トーンカーブ:H-2.0 S-1.0
  • カラー:0
  • シャープネス:±0
  • 高感度ノイズ低減:±0
  • 明瞭度:±0

NOSTALGIC Neg.

1970年代、カラー表現の可能性を世界に提起し、芸術として定着させた「アメリカンニューカラー」の代表作を想起させる色再現を特徴とします。独特の諧調表現がハイライト部を柔らかくアンバーに描写する一方で、シャドウ部はディテールを残したままノリの良い色味を実現し、叙情的に切り取ることが出来ます。IMAGE QUALITY | Cameras | 富士フイルム Xシリーズ & GFX (fujifilm-x.com)

カスタム登録名は内田ユキオさんみたいに曲名から作ろう!と思い、アメリカつながりからBon JoviIn These Armsが何となく雰囲気が合いそうな気がしたので名付けてみました。

youtu.be

ちなみに買ってすぐに同じカスタム登録で撮っています。

meganeya-moai.hatenablog.com

そして今はC3に登録しています。

HardTone ACROS

  • フィルムシミュレーション:ACROS+Rフィルター
  • グレインエフェクト:WEAK・SMALL
  • カラークローム・エフェクト:OFF
  • カラークローム ブルー:OFF
  • ホワイトバランス:晴れ(R:±0 B:±0)
  • DR:400%
  • Dレンジ優先:OFF
  • トーンカーブ H±0 S+1.0
  • シャープネス:0
  • 高感度ノイズ低減:0
  • 明瞭度:0

X-H2Sを買ったついでに昔にカスタム登録したアクロスを再編集して登録しました。今はC5にカスタム登録しています。

今回の機材

ブラックミスト№05やノスタルトーン・ブルーなどのフィルターは付けていません。

X-H2SとXF56mmF1.2 R APDの組み合わせでAF-Cカスタム設定を試してみました

  • フォーカスモード:AF-C
  • AFモード:ALL
  • AF-Cカスタム設定:SET2
  • プリAF:OFF
  • 顔検出/瞳AF設定:ON
  • シャッター方式:電子先幕+メカニカル+電子
  • フリッカー低減:全コマ
  • パフォーマンス:ノーマル

基本は上記設定でノスタルジックネガもアクロスも3本のレンズを使って撮影しました。

XF23mmF1.4 R

まっ、AF-Sで撮れるのですがww敢えてAF-Cで撮ってみました。

XF56mmF1.2 R APD

AF-Cの顔検出/瞳AF設定:ONは効いていました。

こちらは残念ながらAF-Cの顔検出/瞳AF設定:ONは効かず。後ろの赤レンガ倉庫にピントが合ってしまいました…AF-Cが迷っている感じでした。

ガラスに反射した自分自身を撮影。AF-Cの顔検出/瞳AF設定:ONは効いていました。

AF-Cの顔検出/瞳AF設定:ONは効いていました。

AF-Cの顔検出/瞳AF設定:ONは効いてお顔にAFポイントが合ったので目隠ししました。

これは無理でしたww

こちらはAF-Cの顔検出/瞳AF設定:ONでも中央のランナーにAF合わず、後ろの飛鳥の窓枠に何故かピントが合っていました。そして、この前ぐらいからAFポイントが勝手に動く事がありました。

でタッチパネルOFFにしたら通常になりました。もうタッチパネルのエリア設定とか考えるのが面倒なのでタッチパネル操作は全てOFFにしました。

この後、赤レンガ倉庫付近を走っているランナーにAF-Cの顔検出/瞳AF設定:ONで各種3本のレンズを付けて試してみましたが、APDはAF-Cとの相性が悪くてピントが彷徨い続けました。APD使う時はAF-Cのシングルポイントに設定し、自分自身でAFポイントを設定して撮るのが良さそうです。

XF23mmF1.4 RのAF-Cの顔検出/瞳AF設定:ONで中央のランナーにAFポイントが勝手に合いました。

 

という訳で下記設定にして撮り始めました。

  • フォーカスモード:AF-S
  • AFモード:ALL
  • AF-Cカスタム設定:無し
  • プリAF:OFF
  • 顔検出/瞳AF設定:ON
  • シャッター方式:電子先幕+メカニカル+電子
  • フリッカー低減:全コマ
  • パフォーマンス:ノーマル

AF-Sの顔検出/瞳AF設定:ONは効いていました。

AF-Sの顔検出/瞳AF設定:ONは効いていました。

AF-Sの顔検出/瞳AF設定:ONは効いていました。

XF56mmF1.2 R APDの流し撮り

被写体検出AF設定でクルマという設定が出来ますので、ふと思い立って流し撮りをしてみました(NDフィルターは持っていないのでF値を大きめにして撮影)

なおSILKYPIXの設定を使って撮影データを表示するようにしました。シャッタースピードの参考になれば幸いです。

なんかこう、チャレンジして成功する楽しみが無くなってしまった気がします。良いのかどうか分かりません…

良い意味で捉えれば失敗したくない際の成功率はグンと上がったという事でしょうね。

最後に

  • APDはAF-S・顔検出/瞳AF設定:ONとOFFを上手に使い分けること。AF-CはAFが迷うので使わない方が良い。
  • XF23mmF1.4 RやXF35mmF1.4 RでのAF-C・顔検出/瞳AF設定:ONは比較的使える
  • 以前の使った結果から、XF16-55mmF2.8 R LM WRやXF90mmF2 R LM WRなどのリニアモーターのAFレンズはAF-C・顔検出/瞳AF設定:ONがかなり使える。精度が高い。
  • 手振れ補正は充分使える。
  • 被写体検出AF設定・クルマは充分に使える。

APDでAF-Cが使えなかったのは残念ですが、AF-Sのシングルポイントという従来の撮り方で楽しみます!(顔検出/瞳AFはAPDでも使えそうなのでショートカット機能を駆使してみます)

ではでは。