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FUJIFILMからLeicaにマウント変更・「メガネ屋のモアイ」の写真ブログ

【425話・Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical 機材レビュー】Xマウント準広角で1番のお勧めレンズ

こんにちは。メガネ屋のモアイです。さて今回は2023年3月に購入した「Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical」機材レビューです。

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ちなみにXマウントの23mmは「XF23mmF1.4 R・XF23mmF2 R WR・X100V」を使っておりましたので、35mm換算35mmのXマウントは結構使っている方だと思います。

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*XF23mmF2 R WRは短期間の使用なので機材レビュー無し

はじめに

製品の特長

NOKTON 23mm F1.2 Aspherical Xマウントは、富士フイルムXマウント専用として設計された大口径準広角レンズで、フルサイズ換算35mm相当の画角を持ちます。レンズ構成は、6群10枚構成のうち両面非球面レンズ1枚、異常部分分散ガラス2枚を使用する最新の光学系を採用。コンパクトなサイズでありながら絞り開放から解像力に優れた描写力を持ち、F1.2の大口径による大きなボケが得られます。NOKTON 23mm F1.2 Aspherical - 株式会社コシナ

まあ、私のブログは細かい性能を説明するような感じではありませんのでww、製品の特長はコシナのホームページをご覧下さいませ。

価格

2023.10.05時点のAmazon価格で、税込み¥78,500・・・FUJIFILMの単焦点と比べてもそこまで高くありませんので「まだ」買いやすい価格帯ですちなみに2023.10.05時点のAmazon価格で、XF23mmF1.4 Rは税込み¥94,150)。

見た目ならびに欠点

F1.2と明るいレンズなのにコンパクトです。214gと軽いのも良いですね。ちなみに純正レンズフードが付いています。

 

欠点なのはオーバーインフでレンズの∞マークよりもピントリングが回ってしまうので、無限遠が咄嗟に出ない事です。VoigtlanderのVMマウントのレンズは簡単に無限遠が出たのでこの点だけ残念です。。。ただカメラ仲間によっては「無限遠が出ないMFレンズもあるので、オーバーインフの方が使いやすい」と話していたので人それぞれかもしれません。

 

あと最短撮影距離が30cmと寄れるのは良いのですが、ピントリングの3m~∞の間が短すぎるということです。

VMマウントのレンズはその3~∞のピントリングの長さが適度にあるので「距離固定・F値固定・シャッタースピード固定のパンフォーカスで撮影」というのが楽だったのですが、NOKTON 23mm F1.2 Asphericalはレンズの距離計を見ながらの距離固定のスナップ時の操作がちとシビアというのが欠点です(まあ最短撮影距離が0.18mなので仕方ありません)。

 

どちらにしてもレンズの見た目が良いので、X-Pro3に付けてしまえばそのオーバーインフの欠点とか3m~∞のピントリングの短さは気にならなくなってしまいますww

操作感

ピントリングはヌルヌルです。自分が思った位置でピントリングが止まります。この点、FUJIFILMのAFレンズは敵いません。Voigtlanderのレンズ数本買いましたが、全て素晴らしい品質です!(拍手)

 

絞りリングも適度な硬さと動かしやすさで使いやすいです。ピントリングと絞りリングの位置がFUJIFILM純正レンズと違いますが、1日使っていれば慣れると思います。MFレンズなのでピントリング優先の考え方だと思います。

 

で、Voigtlanderのレンズを実際に買って使って思ったのは「新品で販売している純粋なMFレンズのピントリング・絞りリングは、使っていてストレス感じないので楽しい」です。

私が買ったNikonのFマウントのレンズはピントリングは操作しやすいのですが絞りリングの動きが硬くて咄嗟に動かすときは力を入れないといけない(縦構図でイラっとしますww)。

 

FUJIFILM純正レンズでピントリングを動かしたとしてもヌルっとした感触はありません。XF23mmF1.4 RのMFを使っていたときを思い出したとしてもVoigtlanderの操作感には敵わないと思います(FUJIFILM純正レンズはやっぱりAFが基本ですね)。

電子接点でピント拡大がラクチン

レンズマウント部には電子接点を搭載し、富士フイルム(株)様の情報開示により、レンズとボディ間で信頼性の高い電気通信を実現しています。電気通信対応のボディと最新ファームウエアの組み合わせでExif情報、フォーカスチェック、撮影距離連動表示に加え、特定の機種ではボディ内手ブレ補正やパララックス補正にも対応します。電気通信非対応機種に装着する場合には、カメラの設定でレンズ無しレリーズを“許可”にすることで、絞り優先オートでの撮影が可能になります。X-Mount - 株式会社コシナ

ピントリングを動かすと勝手にピントが拡大され、シャッター半押しすると拡大が消えて通常のファインダー覗いた時の状態になるのです。

FUJIFILM純正レンズなら当たり前ですが、電子接点が無いレンズだとピント拡大のために「フォーカスチェック」の「デジタルスプリットイメージ」や「フォーカスピーキング」などの設定をしなければならないので・・・この機能には本当に助かっています。

なお、このレンズを使うにあたり

  • 絞り値の表示をT値からF値にする
  • 被写界深度表示をフィルム基準にする

必要がありますが、その点は下記記事が参考になりましたのでお知らせします。

写真で見るコシナ・フォクトレンダー:Xマウント用「NOKTON 35mm F1.2」 - デジカメ Watch

Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical  作例など

*フィルシミュレーションはクラシッククローム、クラシックネガ、アクロス、ASTIA、PRO Neg.Stdなど色々です。ボディはX-Pro3が殆ど。たまにX-H2Sで撮っています。

*後から露出変えたりRAW現像はしてませんが、水平が崩れてしまった作例は手直ししています。本当の意味での撮って出しではありませんがご了承下さいませ。

*見た方の参考になればと思い撮影データを作例に追加しています。いちいち手打ちするのが面倒なのでご了承下さいませ。

ゴーストやフレアはそこそこ出る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逆光時の撮影でゴーストやフレアが簡単に発生します。X100VやXF23mmF1.4 Rより出やすいと感じます。なので光の向きや時間帯によっては積極的にフレアなりゴーストを入れたくなるレンズです。

 

ハイライトトーン(白色)が綺麗に写る

 

 

 

 

 

 

何でなのか分かりませんがww、ハイライトトーンの抜けが良い感じがします。ゴーストなりフレアが出るギリギリ一歩手前が良い感じになります。カスタム登録の設定では?と言われてしまえばそれまでですがww、白飛びする粘りが良いというか・・・そんな感じです(語彙力)。

 

 

 

寄れるので飯テロに使える

 

 

最初の方で3m~∞のピントリングがどうのこうの(適当な言い方ww)とお伝えしましたが、最短撮影距離が0.18mと寄れるので飯テロ写真も簡単に撮れます(まだこのレンズ使っての飯テロ写真が少ないのが残念)。

 

 

 

被写体をブラして撮りたくなる

 

 

 

 

これはFUJIFILM純正レンズでも出来ますがww、なぜか思いっきり絞って被写体をぶらした写真を撮りたくなります。

 

Xマウント準広角で1番のお勧めレンズ

ここからはサクッと作例をご覧下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィルシミュレーションのカスタム登録が気になったら下記リンクからご覧下さい。

NOKTON 23mm F1.2 Aspherical カテゴリーの記事一覧 - モアイブログ

 

 

最後に

ヌルっとしたピントリング・スムーズな絞りリング・逆光時のゴースト/フレア・ハイライトトーンの抜けが良い・お散歩に最適な準広角レンズ・寄れるので飯テロにも使える・電子接点ありなので新しいボディなら勝手にピント拡大してくれる…

 

 

 

 

 

 

で、まだ迷っている方、何で買っていないんですか?(・∀・)? 

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